星の瞬き

きらめきの日々

あとがき

2019年ひとつの時代が終わり、新しい時代を迎えたこの年。

はじめて元担と仲間を見に行くコンサートが年明けにある。
果たしてどんな心境になるのか楽しみだし、知らないことが増えた彼らを見ることにどう思うのだろうか。

そんな年の、心境をこの年末に綴っている。

アイドルとはなんだろう。
私の中でジャニーズのアイドルは山田涼介で始まり、終わっている。
全力を出したのも最初で最後。そう思ってこの文章を書いている。

引きずり込む力、引っ張られる力があってこそ、押す力、推したいと思うのだと思う。

ジャニヲタはやめたけれども、推すことは辞められないようだ。

ヲタ卒までのまとめ

私の約10年のヲタクの歴史を綴ったが、
最終的にヲタ卒をした要因についてまとめた。

1 デジチケ
デジチケで席まで分からないのが、個人的にモチベーションが上がらない。

2 ゴタゴタ
プライベートなヲタク関係がごたついて、嫌気がさしてしまった。

3 曲のクオリティや趣向、変化とのミスマッチ
曲のクオリティが低いと感じた。シングル無理に出さなくていいよと思えた。
耳障りの良さばかりで、攻めてないと感じた。
趣向が変わってしまった。曲の変化と合わなくなっていた。

4 経済的
職業の関係で、ヲタク資金が乏しくなっていたため。

5 露出が追えない
色々溜め込んでいたり、こまこまと露出があったり、レギュラー番組を追うことに疲れてしまった。

6 10年の節目
どこかで達成感があった。
彼らは成人したよみたいな気持ち。

7 プライベートの充実
将来を共にしたいと思える人と出会ったこと。

8 推しの存在(男女ともに)
鮮烈なデビューをした女子アイドル、その影で力を蓄えて太陽を浴びるようにデビューした女子アイドル、好青年を絵に描いたような俳優さん
全部大切な推し。
大好きが散って変わってきていた。

9 山田涼介のヲタクとしての限界
TOになりたいは無理としても、どこまで自分は力を注げるのだろうか、より上のカーストにいられるかを考えていた。
それに限界を感じた。
第一線でヲタクは出来ないと思った。

ジャニヲタというのは本当に体力や経済力が要ることだと思った。

2019 ー新時代ー

聞く音楽が完全に女子アイドルばかりになっていて。
JUMPを聞くにもほぼ懐かしの曲ばかり。
あのころが詰まってるんだなと今でも思う。
思い出の集大成として結婚式の曲はJUMPしばりでと思っているのだが、結婚はまだである。

JUMPを聞かなくなったことや、露出を追わなくなったこと、
山田担を置いておこう、そう思ってから約1年経っていた。

そういえば改元がある。
平成が終わるんだ…そうか、改元と共にJUMP担、山田担を辞めよう。
そう決意した春だった。
心はほぼヲタ卒をしていたが、なにか後押しが欲しかった。
それがたまたま改元だった。
ちょうどいい時期かつ、グループ名に沿ったヲタ卒は趣きがあるなんて思えてしまったのだ。

令和時代に突入する瞬間こそ
FOREVERの 新時代 の部分で迎えたが、そのパートが自担だったのもなんだか奇遇である。

令和になり数ヶ月して推しの俳優さんを拝むことに成功。
ジャニーズとは違うなーというのを感じた。(語彙力)
いい意味でオーラがあっさりしてた。
たぶん私のオーラ感度がおかしい。

女子アイドルに引きずりこんだグループはちょっと色々あり、どちらかというとその妹ちゃんたちの方に傾いてたりする。

JUMPと距離を置いて気づいたのは、必死にならないヲタク生活って気が楽だなと。
山田担辞めました、JUMP担辞めました、ジャニヲタ辞めましたは、重い荷が降りた気がした。
決意してジャニヲタ始めたのだからそうだろうとは思う。
CDやDVDなどの円盤も買わなくなり、雑誌も全く手に取らなければ、テレビも時々見る程度。
たまにコンサート行けたらいいかなーと思える程度になった。

2018 ー変動ー

2018年
年末年始のドーム公演では
自重につき入れない予定だったのだが、
どうしてもSUMMARY演出などが見たくて
急遽参加。なんとなく満足した。

10周年イヤーが終わったことや
仕事を転々として、経済的に苦しいことなどもあり、
現場に行くモチベーションがなくなっていた。

気持ちに一区切りがついていた。

リリースされるCDは買って、聴いていた。
でもあまりしっくりこなくて、
カップリングなんて印象に残っていなかった。

5月下旬、時間があり、溜めていた録画を消化していた。
1月クールのドラマを観た。
ある理由で気になっていた俳優さんにはまった。
役どころも好きなのもあり、デレ期というものに入った。

6月、たしか6月7日だ。いつまで東京にいるかわからないことがあり、
東京近郊で行われる現場に行くことができなくなってしまうのではないか
というようなことを考えていた。
そのときに現場に行きたいのは、今一番応援したいのはと心に問いかけていた。
浮かんできたのはその俳優さんだった。
自担は応援してくれている人がたくさんいる。
それにお仕事もいろいろある。
とりあえず、山田担を置いておこう。
ひとまず、そういう結論に至った。
辞めなかったのは、なぜか惜しかった、
その肩書きがアイデンティティのように思えていたから。

SENSE or LOVE
東京とツアーは欠かしていない地元北海道公演に申し込んだ。
北海道公演のみ当たった。
3公演中、2公演は都合がついたので、入れた。
2公演で満足するようになっていた。
全ステ、多ステしていた私が。

それと、この年の大きなトピックとしては岡本圭人の留学だ。
岡本圭人と山田涼介との絡みが大好きな私としてショックが大きく、少し心に穴が空いた気がした。

紅白を家で見て、カウコンに入る気は全くといっていいほどなかった。

2017 ー変化ー

2017年
10周年イヤーだ。
デビュー前の自担の存在は知っていたが、
デビューして2年ほどしてからガッツリヲタクを始めたので、
まるっと10年応援していたわけでもないことがちょっと気になっていた。

ありがたいとに複数の公演があたり、
様々な地方へ行けた。
はじめましてな福井。当たってからホテルなどを確保したので、
ホテル争奪戦に負け、石川でホテルを取る。
新幹線もとれず、始発でかがやき(曖昧)の自由席を勝ち取る。

和歌山もはじめましてだった。
3連で入れたのが本当に嬉しかった。
このメンツでまた入りたいと思えた。
ここでもホテル争奪戦に負け、
大阪の中心部から離れたところにホテルを取った。

そして、リアルで色々あり、
ラストの北海道公演からしばらくヲタク自重となった。
最後かもしれないと思ったら、
涙がでてきた。
思い出のウイークエンダーも涙しながら、
振り付けを真似ていた。

この頃には
だいぶJUMPの曲が耳に馴染まなくなっていた。
某女子アイドルの曲が気に入っていた。

2016 ー再生ー

2016年
ツアーはDEAR
かなり振り込んだのに当たらなかった。
当たった公演と行きたいところで構成することにした。

その頃会社を辞め、新しい会社で再スタートを切っていた。

初日が迷っていた。
初日やオーラスはいつも入っていた。
そんなことを思っていたら、
初日に居ないのは私ではない。
そう思った。アイデンティティのようなものだと思っていた。
急遽大阪の初日に飛んだ。
弾丸の日帰り。

福岡公演ではスタンド中段あたりにもかかわらず、
お手振りをいただいた。
飛んだ甲斐があった。

そして、この年、某女子アイドルが鮮烈なデビュー曲とともに
存在を確かなものにしていた。
この子たちの曲が気に入って、ハマっていった。
JUMPの曲よりこの子たちの曲が気になっていった。

2015 ー重なりー

2015年もカウコンで迎えていた。(記憶曖昧)
会社の諸々で夏に心をやられた。
ちょうど誕生日の少し前だ。
休みをもらった。
誕生日は奇しくも少年収だったので、
某Jr.目当てで入る。
居ない収録だった。
そんなヲタ活もある。
やけ酒にハイボールを飲んだが、ウイスキーは身体に合わないようだった。本当についていない。

carnivalコンがあり、多々当たっていたのもあり、
仕事は無理矢理していた。
幸いにもアリーナばかりが舞い込んで、
全国に飛ぶ甲斐があった。
このころにはすでに、終演後の各地の美味しいものと酒も
楽しみになっていた。
反芻しつつ、酒をのむ。最高の瞬間。

そして副業を始めた。
番組を追う時間が無くなった。
現場優先になっていた。