星の瞬き

きらめきの日々

2009 ー冬のぬくもりー

2009年の冬頃。
ある動画に出会ってしまう。
これを機にまた未来が動き始める。

ソロ曲 moonlight の存在だ。

パカパカのガラケーだった時代、
電池パックが外から見てもわかるくらいはれあがるまで酷使して何度も見た。
さらにはその影響か、裸眼で大丈夫だった視力も落ち、メガネを作った。(完全なる無駄な情報)
それくらい引き込まれていた。

その頃からだろうか、
コンサートに行ってみたいと思うようになったのは。
このパフォーマンスはテレビでは見られないのだと。

次第に心の中の宝箱を頻繁に覗くようになった。

スクール革命の放送開始があり、
その動画もよくみた記憶がある。

その年の初夏、6月
個人的な話になるが、弟をなくした。
弟のなくなる前の数日の過ごし方を聞き、
悔いのないように生きないと、楽しいことは楽しまないと。
そんな風に思うようになった。

そんな時、地元で(厳密にいうと同じ都道府県で)コンサートがあることを知り、
これは行ける。行きたいと思った。
今なら喪に服せよともちょっと思う。

手を尽くして入れることになったコンサートが、
ヲタクの評価が高い天国コン。
本当に楽しかった。
あんなキラキラした世界があることを初めて知った。
横をアリトロが通ったけれど、光で残念に思ったことを思い出した。
光に罪はない。(もちろん)

それからというもの
数日はその楽しかった記憶でいっぱいだった。

その夏、悔いのないように生きようと、進路も大きく変えた。
あんなに出たくなかった北の大地を出ることになるとは思っていなかった。